coincheck NEM流出 日本円(JPY)での補償に対する違和感。

2018.01.28 10:52

coincheck 補償方針決定

ノマドです。

仮想通貨 NEM の大量流出があった coincheck からNEM保有者に対しての補償方針がプレスリリースされました。

以下、https://coincheck.com/blog/4671 より引用。

総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間  : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額  : 88.549円×保有数
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。

ほう、

すごい、補償するんだ。

でもよく考えてみるといくつかの違和感が。

5億2300万 x 88.549円で計算すると約463億円となります。

記者会見では、580億円相当の流出と発表していたので、ざっくりと計算して100億円以上の乖離があります。

加重平均を採用しているとのことですが、88.549円というレートが適切なのか疑問です。

そしてもう1つの違和感が、日本円での補償ということ。

NEM保有者は、NEMを失ったわけで、NEMで返せばよいのではないか?

そうであれば、日本円でのレートがいくらだとか、加重平均でいくらだとかそのような複雑で面倒な議論が不要となります。

NEM保有者からしたら NEMが今現在いくらの価値があり、消失当時にいくらであったとか説明されるよりも、保有分のNEMをそのまま返却してくれればいいのです。

480億円を補償するという決断がほんの数十時間でできる資金力があるのであれば、NEM を市場から買い集めるのとそれほど大きな差額にはならないのでは?と個人的には思ってしまいます。

自分が銀行に日本円をを預けているとして、銀行員が金庫に鍵をかけるのを忘れ、その間に預金を盗まれちゃいました。盗まれた預金は、米ドルで補償します。補償レートは、加重平均から算出するので多少目減りします。

と言われたら、なんだかな〜と思うのはないでしょうか。

誰もがそれは仕方ないよな〜というような大規模な自然災害に巻き込まれたとかならわかりますが、今回の件は管理者側の不注意で起こったようなレベルである為、余計にそう思ってしまいます。

まー私は、NEMも持っていなければ、そもそも仮想通貨の投資も子供のお小遣い程度しかやっていませんので、とやかく言えるほどの存在ではないのですが、どうしても違和感があったので書かずにはいられませんでした。

実際にやるのかはわかりませんが、補償の方針は出たので、その他の通貨の売買、日本円の入出金も再開が近いのかなと勝手に思っています。

再開したら一斉に出金という事態が想定できるのですが、このあたりをどう制御するのか?それについても非常に興味があります。

また何か気が付いたこと、思ったことがありましたら記事にします。

以上、ノマドでした〜。

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